どのようなものを買取しているのでしょうか。
弊社はバラの塩ビ管以外にも、基本的にPPとPEの廃材に絞ってリサイクルをしています。具体的には、LDPE(N)フィルム、HDPE(N)フィルム、ストレッチフィルム、PPバンド、ジャバラ管、ポリドラム缶、タンク、コンテナ、プラパレット、ペットボトルのキャップ、ダンプラ等、PP、PEの単一素材の物ならば買取できます。バラ品、プレス品、粉砕品、団子、ロール等いずれの形状、また、洗浄が必要な物、処理が困難な大型品でも荷受け可能なのでご相談ください。
買い取りの手順を教えてください。
新規の場合は、サンプルあるいは現場の確認が必要になります。その後見積りを致します。搬入検品してから受領書を発行しますので、請求書をお送り下さい。10万円以上の代金は、請求書到着後3営業日以内にお振込みします。
御社で加工したプラスチック再生ペレットは最終的にどのような製品になりますか。
グレードによって用途はまちまちですが、基本的にAグレードのフィルムはフィルム用のペレットにします。ストレッチフィルムはエアキャップにします。ジャバラ、ポリドラム、タンクはHDPEブロー成型の下水道管の原料にします。
持ち込みになりますか?それとも引き取りに来ていただけるのでしょうか?
バラ品は積載重量が読めないので、基本的に持込みになります。笠間工場と野田工場の両方で荷受けします。その他は持込みと引取りのどちらでも構いません。関西、東北地区への遠距離引取りも可能です。
中国の廃プラ輸入規制は今後、緩和されないのでしょうか。
緩和される可能性は、ゼロです。
中国が廃プラ規制をしている現在の状況でも継続的に買取していただけるのでしょうか。
中国では廃プラの輸入が禁止されましたが、再生ペレットの需要が品不足により高まっています。弊社は中国で20年間に渡って再生ペレットの製造販売を継続してきた実績が有り、大手企業を中心とする販路が確立されていますので、継続的に買取りが出来ます。
日本のプラスチックリサイクル業界の展望を教えてください。
世界的に見れば、日本は廃プラの回収システムが最も確立された国です。但し、日本国内での再生ペレットの需要はあまり伸びていません。廃プラの中国輸入ストップをきっかけに、再生ペレットの輸出を拡大すれば、相手国に対して環境負荷ゼロなので、かえって安定的なビジネスになると考えています。